小学校で、「ひっさん」にはたくさんお世話になった。
それ以降も、暗算できないときは「ひっさん」をよく使う。
今でもたくさん「ひっさん」にはお世話になっている。
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ここで衝撃的なお知らせ。
これは筆算(ひっさん)ではない
「筆算」とは別に「縦書き」というのが存在する。
筆算であって縦書きではないときもあるし、
筆算ではなくて縦書きのときもあるし、
筆算でも縦書きでもあることもあるし、
筆算でも縦書きでもないこともある。
とりあえず、「筆算(ひっさん)」とは何なのか、まず意味から考えていこう。
筆算(ひっさん)とは、暗算(あんざん)・珠算(しゅざん)などに対して、
紙などに書いて行う計算方法
のこと。
つまり、「書く」という方法で計算することを「筆算」という。
「筆」という文字が入るくらい「書く」。
衝撃的なお知らせもあっけなく、今までの書く計算はやっぱり筆算ではあった。

ずっと縦書きで計算することを筆算だと思っていた。
だけど、縦だろうが横だろうが関係なく、紙とかに書いて計算すれば、それは筆算になる。
紙とか、ってことは木とか石とかにだって「書く」事さえしていれば多分それ筆算。
大昔の、まだ紙と筆が発明されていない頃の人たちは、木とか石とかに書いてたんだと思う。そのころに「筆算」の概念があったかは分からないけど。
そもそも「書く」っていうのはどういうことなのかを考える余地もありそう。
手で書いたわけではなく、プリントに印刷された計算式は、プリンターから出力された式であって、書いてないからそれは筆算ではない。
パソコンの画面上で計算をしても、ただ入力しただけで、書いてないから筆算ではない。
タブレットとかスマホのペイント機能で線を描いた場合は…どうなんだろう。筆算かな。
とにかく書いて計算すればそれは筆算。
逆に書かなかったらそれは筆算ではない。
ただ便宜上、筆算は大体縦書きだから、「縦書き=筆算」という扱いになってるんじゃないかなと思う。

筆算(ひっさん)とは、暗算(あんざん)・珠算(しゅざん)などに対して、紙などに書いて行う計算方法のこと。
暗算とは、筆算やそろばん・計算機などを使わず、頭の中で計算すること。
珠算とは、算盤(そろばん)でする計算方法のこと。
算盤とは、串で刺した珠を移動させ、その位置で数を表現し、視覚的・感覚的に計算の助けとなる計算補助用具の一種。
算盤は道具の名前で、その算盤という道具を使って計算する計算方法の事を珠算というみたい。
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筆算 | 暗算(あんざん)・珠算(しゅざん)などに対して、紙などに書いて行う 計算方法のこと |
暗算 | 筆算やそろばん・計算機などを使わず、頭の中で計算すること |
珠算 | 算盤(そろばん)でする計算方法のこと |
算盤 | 串で刺した珠を移動させ、その位置で数を表現し、視覚的・感覚的に 計算の助けとなる計算補助用具の一種 |
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これは横書き。
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これは縦書き。
書いて計算すればどっちも筆算。
筆算は大体縦書きだから、便宜上「縦書き=筆算」という扱いになっている。